クリスマスクロスは沢田時が圧勝

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くろんど池シクロクロス2015-62016年12月開催

レースレポート2015年リザルト2015年コース大会要項

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12月23日(水・祝日)にくろんどクロス実行委員会が初主催での”Xmas Cross in くろんど池”が奈良県生駒市のくろんど池周辺で開催された。

GP MasahikoMifune(三船雅彦杯)として行われたC1は沢田時(ブリヂストンアンカー)が、CM1は景山昭宏が優勝した。CL1は宮内佐季子(Club La.sista Offroad Team)が制した。


くろんど池でのシクロクロスは昨年まで関西シクロクロス実行委員会の主催でシリーズ戦として行われてきたが、2015-2016シーズンはくろんどクロス実行委員会が主催しAJOCCカレンダーでの独立したレースとして行われた。

各クラスでくじによるスタートグリッドの決定が行われ(キッズクラスを除く)、スタートはくじ運も左右する。13時00分にスタートしたC1は最前列スタートの沢田時(ブリヂストンアンカー)がコース後半に設けられたスプリント賞を獲得し階段区間へ。

2番手には同じく最前列からスタートした川村誠(スクミズマシンワークス)が続く。そして後方からスタートした小橋勇利(JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX)が1周目にして早くも3番手に上がる。

先頭を快走する沢田に小橋が8秒差まで詰め3位以下を大きく引き離す。しかし次第に沢田がリードを広げ独走態勢となり、いっぽうで後方スタートの藤川正人(岩井商会レーシング)が3番手に。先頭の沢田はペースを維持し2位の小橋に2分28秒の大差をつけ優勝。全日本選手権U23チャンピオンの圧倒的な力を見せた。

雨が降り出したCM1とCL1は1分差でスタート。 雨で試走時とは全く違うレースコンディションに選手たちを苦しめた。CM1は藤井 修(きゅうべえsports)と景山 昭宏((有)村上建具teamhigh)の戦いが繰り広げられ、最後は景山が引き離し優勝した。

CLは序盤から先頭をキープした宮内佐季子(Club La.sista Offroad Team)が優勝した。

昼の時間帯にエキシビションレースとして行われたSSクロス(シングルスピード)とサンタクロス(仮装)は、今回ルマン方式と呼ばれるスタート方を採用。両方とも100mほど先に自転車を置き、スタート地点からランニングでスタート。

特に3分後スタートのサンタクロスはクリスマスにちなんだ仮装やアニメの仮装など思い思いの格好で走り出し拍手喝采。それでも中の選手たちはC1やCM1の強者たちが多く走りは真剣。SSクロスは川村誠(スクミズマシンワークス)が、そしてサンタクロスは桐野一道が優勝。

本大会は駐車台数に制限があるため参加人数に定員を設けました。
参加者の皆さんそして関西シクロクロス実行委員会の皆さんには大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。

結果
C1

1位 沢田時(ブリヂストンアンカー)59分52秒 9周
2位 小橋勇利(JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX)+2分28秒
3位 藤川正人(岩井商会レーシング)+3分10秒
4位 村田憲治(tacurino.net)+3分50秒
5位 松本哲(グランデパール播磨)+4分14秒
6位 川村誠(スクミズマシンワークス)+4分43秒

CM1

1位 景山 昭宏((有)村上建具teamhigh)37分30秒 5周
2位 藤井 修(きゅうべえsports)      +17秒
3位 羽鳥 和重(cycleclub3UP)       +41秒

CL1

1位 宮内佐季子(Club La.sista Offroad Team)42分26秒 5周
2位 江嶋綾(INTHEWOODS)+3分06秒
3位 島袋陽子(エキップリオン)+3分25秒

参加賞の亀の子束子 1号

くろんど名物の階段

くろんど名物の温かおでん

ダム部のみなさま。ヘルメットには「くろんど池管理事務所」の文字。完成度が高すぎて仮装なのかどうか分かりません。

スタート時にはドカヘルでも、自転車に乗る際にはわざわざ自転車ヘルメットに交換してました。さすがです!

エキシビションレースはルマン式スタートを採用。ランニングから自転車に乗り換える

GP MasahikoMifune(三船雅彦杯)のC1とCM1は、三船雅彦がレースを解説実況。レースアナウンスのがらぱさんと息の合ったコンビで、観客を楽しませてくれました。

徐々に順位を上げ3位に入った藤川正人(岩井商会レーシング)
レポート、写真:くろんどクロス実行委員会